南方神社 串木野麓史跡 御祭神 建御名方命(タケミナカタノミコト) 八坂刀売命(ヤサカトメノミコト) 由緒 創建年代は不詳であるが、毎年七月二十八日の祭祀には、地頭職より神饌等の奉納があり、大山主馬殿より曖(郷土年寄)の御代参を以て祭典を奉仕していた。 文禄元年五月二十三日、朝鮮出兵のため島津義弘公は肥前名護屋におもむかれる途中、当社を御参拝され神楽を奏し、自ら歌を一首お詠みになり順風を祈願されたという。 明治四十四年六月十三日無格社山神社、同四十五年七月二十六日無格社岩水神社を合祀した。